なぜ、ひきこもるのか。ひきこもったらどうなるのか……。
これまでの「ひきこもりイメージ」を覆す実態と、その問題のありかを、
最新のひきこもり研究から明らかにします。
■番組の前半は…月刊シノドス・ジャーナル コーナー■
司会の
荻上チキ氏が、シノドスの解説委員とともに、
1ヶ月間の重要ニュースを深く、掘り下げます。
今月号では、
「口コミマーケティング」をピックアップ。
口コミサイトやアフィブログなどに、
「やらせ投稿」が行われている問題が注目を集めています。
特に話題になっているのが、やらせの口コミを投稿するなどの手法を取る
「ステルスマーケティング(ステマ)」。
この問題をどのように考えればよいのか。リスク論が専門の
山口浩氏が解説します。
■番組の後半は… 特集コーナー
「あれから、ひきこもり問題はどこまで対処されたのか」■
「ひきこもり」という言葉は、もはや多くの人が知っているでしょう。
ところが、社会問題とされる「ひきこもり」には、多くの人たちが抱いているイメージ、
例えば「部屋にとじこもっている、ネット依存、怠け」などを裏切る実態があります。
また、2010年には「子ども・若者育成支援推進法」が施行され、
ひきこもり支援が行われるようになりました。
ひきこもりは個人の権利なのでしょうか、
それとも積極的に支援をするべき対象なのでしょうか。
ひきこもり問題を研究している、社会学者・
井出草平氏と、
現在におけるひきこもり問題のありようを議論します。
【出演者】
荻上チキ(司会)
1981年生まれ。
評論家・編集者。
芹沢一也、飯田泰之とともに株式会社シノドスを設立。
メールマガジン「αSYNODOS」編集長。
著書に、『検証 東日本大震災の流言・デマ』 (光文社新書)
編著に『日本思想という病』(光文社SYNODOS READINGS)など。
山口浩(やまぐち・ひろし)
1963年生まれ。
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授。
専門はファイナンス、経営学。コンテンツファイナンス、予測市場、仮想世界の経済等、
金融・契約・情報の技術の新たな融合の可能性が目下の研究テーマ。
著書に「リスクの正体!―賢いリスクとのつきあい方」(バジリコ)がある。
井出草平(いで・そうへい)
1980 年大阪生まれ。
大阪大学非常勤講師。大阪府大学生中途退学予防事業研究検討会議座長。
大阪大学人間科学研究科博士課程修了。
著書に『ひきこもりの 社会学』(世界思想社)、共著に『家族を超える社会学』。
ひきこもり対応ガイドライン作成のための科研「思春期のひきこもりをもたらす精神科疾患
の実態把握と精神医学的治療・援助システムの構築に関する研究」への参加を経て、
2010年度より大阪府のひきこもり支援事業に関わる。
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