日本は既に終わっていた!
近代への努力を怠ってきたツケが、今この社会を襲っている
3・11で日本が終わったのではなく、
日本は既に終わっていたのだと切り捨てるのは、
過激な社会学者・
宮台真司氏と、実践的評論家・
大塚英志氏。
私たちは、やりなおせるのか――――。
空気に縛られやすく、政治を人任せにしてきた日本人は、
自分で考える力を持った「
近代的個人」になれるのか?
『災害下の思考』、歴史を忘却する装置としての象徴天皇制、
そして、「まったり革命」以後のアイロニカルな構造とは?
民主主義を制度にとどめず、
私たちの心の習慣にするための真摯な提言。
この番組では、お二人の対談集
『愚民社会』をもとに、
東日本大震災を経てより明確になった日本の問題点を、
真摯かつ過激に語り合っていただきます。
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【出演】
大塚英志(評論家)
宮台真司(社会学者)
【プロフィール】
大塚英志(おおつか・えいじ)
1958年8月28日東京都田無市(現西東京市)生まれ。筑波大学人文学類卒業。日本民俗学専攻。日本の評論家、小説家、漫画原作者、編集者。神戸芸術工科大学教授、東京藝術大学大学院映像研究科兼任講師、博士(芸術工学・神戸芸術工科大学)。妻は漫画家、作家の白倉由美。
漫画誌フリー編集者を経て、その後、漫画原作者やジュニアノベルズ作家、評論家として活躍。『まんがの構造』(1987年)、『Mの世代 ぼくらとミヤザキ君』(1989年)『少女民俗学』(1989年)など著作多数。80年代末、都市に暮す子どもの文化を、民俗学的に考察した評論活動で注目される。サブカルチャーとおたく文化の視野からの評論・社会時評が注目され、『魍魎戦記MADARA』『多重人格探偵サイコ』でも脚光を浴びる。
宮台真司(みやだい・しんじ)
1959年仙台市生まれ。京都市で育つ。東京大学大学院博士課程修了。現在、首都大学東京教授。社会学博士。『権力の予期理論』(勁草書房)、『制服少女たちの選択』(講談社、朝日文庫)、 『日本の難点』(幻冬舎新書)、『14歳からの社会学』(世界文化社)など著書多数。
Twitter:
@miyadai
ブログ:
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