東日本大震災による津波で家族を失った子どもたちは
地震の瞬間や、津波を目の当たりにした時 何を感じたのか
2011年3月11日、午後2時46分。
マグニチュード9.0の大地震が東日本を襲いました。
エネルギー換算で広島の原子爆弾の3万2000発分という
とてつもないエネルギーが海底で発生。
その結果、
死者およそ
15,842人、
行方不明者およそ
3,480人。
建物は全壊が約12万6000戸、半壊は約22万8000戸、一部損壊は64万5000戸に及び、
震災直後の避難者数は38万人を超えるという未曾有の災害になりました。
その中でも一番被害が甚大だったのが
津波。
震災直後に押し寄せた巨大津波は沿岸の町、田畑、
そこに住む人々の生活、すべてを飲み込んでいきました。
「つなみは黒くてくさかった」(仙台市若林区 小2)
「大好きだった海が嫌いになった」(名取市 中3)
「おにぎり一個十分かけて食べた」(南三陸町 小6)
「今は何がほしいのかわからない」(釜石市 小4)
そのとき現地にいた子どもたちは、何を見、何を感じ、何を思ったのか。
家族や親友を失った悲しみ、避難所の暮らし、
そして今、何を支えにしているのか。
今回ニコニコ生放送では、
『
「つなみ」の子どもたち 』を出版するなど、震災当初から
被災地の子どもたちに焦点をあてた取材をし続けている
ジャーナリストの
森健氏をお呼びし、
震災に直面した子どもたちの心の喪失と再生への日々について
徹底的にお聞きします。是非ご覧ください。
【出演者】(敬称略)
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森 健(ジャーナリスト)⇒
twitter
[プロフィール]
1968年1月、東京都生まれ。神奈川県相模原市で育つ。早稲田大学 法学部卒業。
在学中の1990年からライター活動をはじめ、
科学雑誌、経済誌、総合誌で専属記者を経て、フリーランスに。
近著に、18万部を超えるベストセラーとなった『つなみ 被災地のこども80人の作文集』、
『就活って何だ』、『ぼくらの就活戦記』など(文藝春秋)。
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三浦牧子(聞き手・フリーアナウンサー)
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