『「2ちゃんねる化」する世界のなかで、
「先進国」日本が果たすべき役割とはなにか?』
2010年創刊の新感覚言論誌『思想地図β』。
9月に刊行されたvol.2「特集:震災以後」は、
発行5日目にして2万7000部を達成し、
思想を扱う書籍としては異例の売り上げを記録中です。
同誌とニコ生とのコラボレーション番組『ニコ生思想地図』では、
編集長・東浩紀が、詩人の和合亮一氏、ジャーナリストの津田大介氏、
ドワンゴ代表取締役会長の川上量生氏など、
各界の著名人をお招きし、思想の未来を探る対談をお届けしてきました。
今回のゲストは日本特有の匿名集団による創造性に注目し、
その構造を分析した『アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか』(NTT出版)の著者で、
情報環境学者の濱野智史氏です。
『アーキテクチャの生態系』から3年。
ウィキリークス、ノルウェーテロ事件、反ウォール街デモなど、
ソーシャルネットワークの発達によって、世界が大きく揺れ動きつつあります。
2ちゃんねるに代表されるネットの匿名文化は、もはや日本だけの問題ではありません。
「2ちゃんねる化」する世界のなかで、
「先進国」日本が果たすべき役割とはなにか?
2ちゃんねるやニコニコ動画に代表される「匿名的・集団的な創造性」の未来は?
2012年刊行予定の『日本2.0 思想地図βvol.3』への展望を込め、徹底的に議論します。
知の最前線がここにある!
ニコ生思想地図をお楽しみに。
【出演】
ゲスト:濱野智史
1980年生まれ。情報環境研究者。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2005年より国際大学GLOCOM研究員。2006年より株式会社日本技芸リサーチャー。著書に『アーキテクチャの生態系ーー情報環境はいかに設計されてきたか』(NTT出版)、共著に『日本的ソーシャルメディアの未来』(技術評論社)。
ホスト:東浩紀
1971年生まれ。作家、批評家。1999年、東京大学大学院総合文化研究科博士過程修了(学術博士)。2000年、サントリー学芸賞受賞。
2009年、三島由紀夫賞受賞。早稲田大学教授、東京工業大学特任教授、東京大学客員助教授、国際大学グローバルコミュニケーションセンター副所長など歴任。若者世代に支持される新時代の批評家として注目を集める。2010年に合同会社コンテクチュアズを設立、『思想地図β』刊行を始める。
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