中国国家航天局(CNSA)の
中国宇宙ステーション実験第1号機「天宮1号」を載せた,同局の
長征2号Fロケットが打上げ予定です.
長征2号Fロケットは,全長52m,直径8.45m,質量493t,ペイロード積載量8400kg,ペイロードフェアリング,2ndステージ(YF-24Bエンジン1基,N2O4・UDMH),1stステージ(YF-21Bエンジン1基,N2O4・UDMH),補助ロケットブースタ(YF-20Bエンジン1基,N2O4・UDMH)4本から構成されています.
天宮1号は,全長9m,直径2.8m,質量8500kg,乗員数3人,中国初のドッキング目標機で実験装置室と物資保管室から構成され,ドッキングポートを1つ装備しています.
打上げ後は,2年間かけて有人宇宙船「神舟8号」,「神舟9号」,「神舟10号」を打上げドッキング試験を行い,「神舟8号」は無人でドッキングを行いますが,「神舟9号」及び「神舟10号」は有人でドッキングを行う予定です.
中国は現在,独自の宇宙ステーション計画を進めていて,「天宮1号」を打上げ後,2015年までに「天宮2号」及び「天宮3号」を打上げ,最終的に2020年までに中国初の宇宙ステーション「天宮」を完成させる計画となっています.
日時:
2011年9月29日午後10時16分(日本時間)場所:
中華人民共和国 甘粛省 酒泉衛星発射センター LA-4 SLS-2映像ソース:
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