就任からわずか9日目に起きた
鉢呂吉雄経済産業大臣の突然の辞任劇。
辞任に追い込まれる原因となった「失言」をめぐる
政治家と記者クラブの関係とは?
今月10日、福島第一原発事故や被災地をめぐる言動の責任を取り、鉢呂氏が大臣を辞任。
鉢呂氏が原発の周辺地域について「死の町」と表現し、また「放射能がうつる」という
趣旨の発言をしたことで、メディアから大きな批判を受けたことが発端となりました。
しかし、こうした一連の報道に対して、
行き過ぎた記者クラブの
「言葉狩り」との指摘も出てきています。
これまでの政治家の失言騒動とは異なる様相を見せている今回の辞任劇。
果たして、そこには本当に記者クラブによる
「言葉狩り」があったのでしょうか?
今回ニコニコ生放送では、
鉢呂大臣の辞任劇から見える「記者クラブと政治家の関係」について考えます。
【出演者】(敬称略)
●長谷川幸洋(東京新聞論説副主幹)
●柿沢未途(衆議院議員、元NHK記者)
●宮崎岳志(衆議院議員、元上毛新聞記者)
●亀松太郎(司会・ニコニコニュース編集長)
【ニコニコニュース参考記事】
鉢呂経産相が辞任発表 会見で記者から怒号飛ぶも、ニコ生視聴者は「辞任反対」多数
鉢呂経産省が辞任 不適切発言で引責
鉢呂経産相の辞任は記者クラブによる「言葉狩り」か? 失言報道の在り方を考える
【ハッシュタグ】#niconico_newsをご利用ください。
(追記)
番組終了後の2011年9月14日18時ごろ、フジテレビよりニコニコ動画に対し
「鉢呂前大臣が議員宿舎に戻った際の取材現場には、フジテレビの記者もいました。
伝聞に基づいて報道したわけでもありません」
との指摘がありました。