記者クラブ批判だけで良いのか?
青木理、鳥越俊太郎、高田昌幸らがジャーナリズムの本義を問う
マスコミ批判がにぎやかだ。
新聞・テレビは、感情的なニュースで国民を煽り、「政局」報道に終始する。
「記者クラブ」は、大本営よろしく政府や役所が発表する情報を垂れ流す。
フリージャーナリストは会見から締め出され、情報は統制される。
また、震災以降は、放射能の危険性に関し、
「ただちに健康に害はない」との説明・報道が繰り返されたことで、
多くの人々が被爆したとの指摘さえある。
新聞・テレビは無能だ。
日本にジャーナリズムは存在しない……。
たしかに、そうかもしれない。
しかし、そもそも、ジャーナリズムとは何なのだろうか。
もちろん、新聞やテレビといった大手メディアは問題だらけだが、
随分と現実から遊離した批判や、ひどく的外れな指摘も巷には横行していないか。
マスコミ批判を繰り返すことで、逆に、ジャーナリズムの意義を見失ってしまう、
つまり、「お湯と一緒に赤子を流してしまう」ことにならないだろうか。
フリージャーナリスト・
青木理がおとどけするニコニコ生放送「ニュース現場主義」。
今回のテーマは、「メディア批判」の再検討だ。
鳥越俊太郎、
高田昌幸(元北海道新聞)ら、
実際に大手メディアに在籍し、その内実を知り尽くしたジャーナリストが、
真実の問題の所在を議論していく。
大手メディアの「悪弊」を克服しつつ、
ネットメディアの「限界」を超える「第三の道」はあるのか?
新番組
「青木理のニュース現場主義」にご期待ください。
【出演者】
青木理(司会)
石田紗英子(アシスタント)
高田昌幸(ゲスト)
鳥越俊太郎(ゲスト)
【プロフィール】
青木理(あおきおさむ)
1966年長野県生まれ。1990年共同通信社入社。
大阪社会部、成田支局を経て東京社会部で警視庁警備・公安担当などを歴任。
オウム真理教事件や阪神大震災、種々の公安事件や経済事件の取材に携わる。
その後、外信部勤務を経て2002年~2006年ソウル特派員。2006年6月退社し独立。
高田昌幸(たかだまさゆき)
1960年高知県生まれ。ジャーナリスト。元北海道新聞記者。
1996年、取材班の一員として「北海道庁公費乱用の一連の報道」で新聞協会賞、
および日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。
2004年、取材班代表として「北海道警の裏金問題取材」で新聞協会賞、JCJ大賞、
菊池寛賞、新聞労連ジャーナリスト大賞を受賞。
2011年、北海道新聞退社。
鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)
1940年3月13日生まれ。福岡県出身。京都大学卒業後、毎日新聞社に入社。
1989年より活動の場をテレビに移す。
現在、さまざまな番組のキャスターやコメンテーターとして活躍。
2005年の大腸がん発覚以来、
がん患者やその家族を対象とした講演活動も積極的に行っている。
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