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ニコ生ノンフィクション論『ニッポン牛肉危機~「被曝牛」から「殺人ユッケ」まで~』

公式
(1時間36分)

ニコニコエンタメチャンネル提供:株式会社ドワンゴ

被曝牛、殺人ユッケ問題に潜む
農水行政の「闇」とは?

「部落」「犯罪被害者」「ネット右翼」「風俗街が消える」……
ノンフィクションライターの藤井誠二が、
話題のノンフィクョン作品やテーマを取り上げる「ニコ生ノンフィクション論」。

ことし4月、富山県の激安焼き肉チェーンでユッケを食べた169人が食中毒を起こし、
4人が死亡するという、いわゆる「殺人ユッケ」事件が起きました。
また、高濃度の放射性セシウムを含む、稲わらを給餌され、
内部被曝した福島の肉牛が食肉として市場に出荷されていた、通称「被曝牛」問題も発覚。
今、「あぶない牛肉」が日本中を震撼させています。

厚生労働省の牛レバー等「生食」を禁止する動きに対し、
「私たちがいままで口にしていた、精肉や内臓肉の刺身は何だったのか?」と、
国民から疑問の声が上がっています。
「被爆牛」問題では、流通ルートや風評被害といった要素が複雑に絡み合い、
明確な解決策が上がっていないのが現状です。

なぜ「食肉」が今、ここまで日本を悩ませるのでしょうか?

今回のニコ生ノンフィクション論では、
元朝日新聞記者で農水行政を長年担当してきたジャーナリストの長谷川煕氏と、
東京都内で有名ホルモン焼きの店などを経営する光山英明氏をお迎えして、
農水行政の根本的な問題点や、畜産業界の裏側、メディアの取材手法の問題まで、
昨今の「牛肉問題」について徹底討論いたします。

ニコ生ノンフィクション論『ニッポン牛肉危機~「被曝牛」から「殺人ユッケ」まで~』 を、お楽しみに。

【出演者】
藤井誠二
1965年愛知県名古屋市生まれ。ノンフィクションライター。
高校時代よりさまざまな社会運動にかかわりながら、週刊誌記者等を経て独立。
ラジオのパーメナリティも長年つとめてきた。

長谷川煕
1961年朝日新聞社入社。
経済部などを経て1988年2月に創刊時のアエラ編集部に。
93年に朝日新聞社を定年退職後も、フリーとしてアエラで取材・執筆。
主な著書として、日本の農業・農政の行き詰まりを描いた「コメ国家黒書」、
深刻な農薬被害を追及した「新幹線に乗れない」、
官僚出身の利権政治家の顛末を書いた「松岡利勝と『美しい日本』」、
あの戦争と自身の少年期を重ね合わせた「アメリカに問う大東亜戦争の責任」など。

光山英明
飲食店のコンサルティング・プロデューサー。
現在、ホルモン焼き4店、和食屋、カフェの10店舗 経営。ライセンス契約は16店。

【Twitter】
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