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dommuneのサブ配信 yasuuuuuuuuuuuun!!!!!!!!

(16分)

yasuyoshiaoki
LV2

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「頭というのはいくらぐらいするものなんですか? 最近は?」と世界の所有者がきいた。わたしはぐちゃぐちゃに噛んだフーセンガムの値段を言った。一枚、あるいは一つ分の。二つ分じゃない値段。わたしは要求通りのものを得た。クレジットで。二日後、ねず公が相応の代価を得たのを知った。死だ』『駆除はむずかしいもんだよ』『死はむずかしくない。なぜわたしたちは争うのかね、われわれみんな同じだというのに。これを知ってたので、わたしには理解するしかやることが残ってなかった。それであんたに相談にきたんだよ、ママ。マンコに頼るのにはなれてないけど。ママ。わたしは切実なんだ』ほんの親切心から、ママは多少の調査を行った。いいことをすると、単に気持ちがいい。特にそれがパパのためなら。でも、調べられたのは、すでに知っていたことばかり。AIが情報を操作してる。AIは医療マフィアを操作。民主主義は、自らの死と医学知識と習慣を操作。おれたちみんなが自分の死を操作するのと同じこと」とテロリストは言った。「知ってる」おれの愛人、マンコは、死んでた。「しかしだね」とテロリストは言う。「例外ってのがある。メディアがなんと言おうと――メディアがなんと言おうとじゃない、メディアってのは誤りとして存在しているんだから――民主主義ってのは古い静かな一家なんだ。あんまり動きまわらない。安定してる。安定しすぎてるから、いまじゃ独自の遺伝子配列を持ってるくらいだ」「だれが? だれだか教えてくれ。だれが自分自身をコントロールしてるって? だれが果てしない苦痛を感じてないって?」テロリストは顔をしかめた。それはまともな質問じゃない」「まともな質問って何だ? この時代に?」「だれを殺していい?」「「だれも殺したくない。怒りを感じないから」おれは恐怖を感じてた。
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