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https://ch.nicovideo.jp/genron-cafe/live/lv318870120
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【収録時のイベント概要】
「誰かを責めるのやめません?」
他人を監視し、失敗した者を自己責任と叩く日本社会。
しかしそもそも、成功は努力の結果なのだろうか。失敗の責任は本当に当事者にあるのだろうか。
もちろん成功に向けてまっすぐに努力することは素晴らしい。
しかし、事故や災害をはじめ、さまざまな環境により努力すること事態が難しいこともある。
それらすべてを当事者の責任として糾弾するのは、生きづらい社会ではないか?
西きょうじの新刊『さよなら自己責任』(新潮新書)は、カリスマ予備校講師としての経験を踏まえ、古今の名著をひもときながら、自己責任論、相互監視などの「生きづらさ」を解体していく快著だ。
人生100年時代の幸福とはなにか。
そもそも生きることとはどういうことなのか。
ラジカルな問いかけから、「そもそも」完全な主体性など存在しないことを受け入れ、「たまたま」に身を委ねることの効能が見えてくる。
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本書の刊行を記念し、ゲンロンカフェではジャーナリスト・石戸諭を対談相手に迎えたトークイベントを開催する。
司会は西きょうじのかつての教え子でもある、メディア・アクティビストの津田大介。
『リスクと生きる、死者と生きる』(亜紀書房)にまとめられているように、石戸は東日本大震災の被災者たちの言葉を拾い上げ、突然の悲劇に見舞われた人々の心の動きを見つめてきた。
「自己責任」を超える惨事をまえに生き残ったわたしたちはどう生きるべきなのか。
写真提供=新潮社
反「自己責任」宣言 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20190108/