「ニッポンの演劇」第四回は、いよいよ平田オリザさんをお迎えします。
青年団を率いて、まさしくニッポンの演劇のトップランナーとして二十年以上を全力疾走してきたオリザ氏。独自の演劇理論であり、自ら名付けた「現代口語演劇」理論は広範にして決定的な影響を後進の演劇人に及ぼしました。それは今や日本の現代演劇の「環境」になっていると言っても過言ではありません。
青年団の最新作『ニッポン・サポート・センター』の公演の真っ只中に行われる今回のトークでは、同作についての話はもとより、一連のロボット/アンドロイド演劇やドイツでのオペラ演出などを経た今、オリザ氏が「演劇の作り手」として何を考えているかに直球で迫ります。また、オリザ氏には現在の演劇シーンがどのように映っているのかについても、たっぷりと伺いたいと思っています。
文筆家、教育者としての顔も持つオリザ氏ですが、この日の話の中心はあくまでも「演劇」です。お見逃し(お聞き逃し)なく!!!(佐々木敦)
現代口語演劇はいかに更新されたか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20160628/