かつては手の届かない神聖な存在だったアイドルが、インターネットとSNSの普及によって地続きで世俗的な対象になった。
自己表現の可能性が広がり、誰でもアイドルを名乗り、アーティストとしてデビューするチャンスを持つことができる時代。しかしそれはまた、行き過ぎた表現によるツイッターでの炎上や、アイドルとファンの距離が近くなったがゆえのトラブルなど、アイドルの負の面が目立つようになった時代でもある。そんな時代に、アイドルはどんな存在になりうるのか。そしてどのように生き残れるのか。
ご登壇いただくのは、松永天馬氏、姫乃たま氏、吉田豪氏。
松永天馬氏はロックバンド・アーバンギャルドのリーダー兼ヴォーカル。ネット世界の表現手法を積極的に詩作・楽曲・パフォーマンスに取り入れることで知られる。
姫乃たま氏は現役の「地下アイドル」。現場に立ちながら、ライターとしてアイドルの実態を『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)などで赤裸々に描き出している。
司会役を務める吉田豪氏は、プロインタビュアーにしてプロ書評家、言わずと知れた芸能サブカル界のエキスパート。
初登壇の3人が語る、いまもっともアクチュアルなアイドル論。
ゲンロンカフェはタブーなし、時間制限なし。芸能からサブカルチャー全般まで、SNS時代の表現文化の光と闇を徹底討論する!
新アイドル論壇の誕生を見逃すな!
SNSとアイドルのゆくえ– ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/2018062