【イベント概要】
現在、地球上の人間はすべて、ホモ・サピエンスに分類されます。しかしほんの数万年前までは、サピエンスとは異なる多種多様な人類たちが、同時代に暮らしていました。人類はなぜ「我々」だけになってしまったのでしょうか?
川端裕人著・海部陽介監修『我々はなぜ我々だけなのか』(ブルーバックス)は、謎と新発見に満ちた人類進化の魅力を伝える好著として、第34回講談社科学出版賞および科学ジャーナリスト賞2018を受賞しました。
人類進化学の第一人者で「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」代表としても知られる海部氏をお招きし、著者の川端氏を聞き手に、トークイベントを開催します。
ホモ・サピエンス以前の人類はどのようであったのか? 太古の人類を研究することの魅力とは? たっぷりと語っていただきます!
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今回ご登壇する海部陽介さんは、最初の日本列島人による大航海を再現する国立科学博物館「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の代表。
現在、その「本番の実験航海」を来夏に実現するため、クラウドファンディングを行っています。9月14日まで。
詳細:
https://readyfor.jp/projects/koukai2
【登壇者より】
「ホモ・サピエンスを理解するには、それとは全く異質だったホモ・サピエンス以前の世界を知らなければならない」。そんな私の専門的議論が、川端さんと交わると、わかり易く、面白くなるはず。この本のように。ご期待ください!(海部陽介)
我々はなぜ我々だけなのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20181011/