アカデミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞し
日本でも大ヒット興業を続けるディズニーの映画『アナと雪の女王』。
ディズニーで初めての2人ヒロイン、最後は彼女たち同士が「真実の愛」を得てハッピーエンド、
同性愛をも思わせるプロットが物議を醸している。
実際にエルザが「Let It Go」を歌うシーンはじつに美しい。
しかし!
光のもとに影あり。
そんな『アナと雪の女王』では、
「王子様」がそのぶんじつにぞんざいな扱いを受けている。
とくに悲惨なのがクリストフだ。
彼は命がけでアナを女王の宮殿に送り届けた。
アナの危機を救うべく氷河を渡って駆け付けた。
それなのに「正式に氷を納める役目」で大満足。
それでいいのか、クリストフ?!
「王子様がお姫様を救う」が性差別を含むのはたしかだ。
でも『アナ雪』は本当に差別を乗り越えたのか?
だってクリストフはあまりに悲惨じゃないか。
あわれなクリストフに同情した夏野剛、黒瀬陽平、東浩紀がいま立ち上がり異を唱える。
男は出入りの業者じゃないぞ!
「男たちが語るアナと雪の女王――なぜクリストフは業者扱いなのか」ーゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20140609/