マンガ家の赤松健氏、メディアアクティビストの津田大介氏、批評家のさやわか氏が、
マンガ・音楽からはじまる文化市場の未来について語るトークイベントをゲンロンカフェにて開催!
その規模・影響力・ユーザー数から社会問題にもなった海賊版サイト「漫画村」は、2018年4月に日本政府の「インターネット上の海賊版サイトに対する緊急対策」でブロッキング対象として名指しされ、後日、閉鎖された。
インターネットと著作権の関係は、古くて新しい問題だ。
90年代末に登場した「Napster」は、音源ファイルの自由なやりとりを可能にし、「音楽の聞き方」自体にも影響を与える大きなムーブメントを巻き起こした。しかし同時に著作権の問題を顕在化させ、訴訟の対象ともなった。
20年を経て、いまあらためてプラットフォームと著作権の問題に直面しているのがマンガ業界である。
赤松健氏は漫画配信サイト「マンガ図書館Z」を立ち上げ、今年(2018年)8月1日には「“海賊版サイト対抗”の実証実験」をスタートした。
現在は販売していない作品を配信することで、海賊版での作品流通を阻止する一方で、権利者や素材の提供者にインセンティブをもたらす仕組みが特徴だ。「マンガ図書館Z」は作者と読者をどのようにつなぎ、著作権の問題をどう処理しているのか。
2007年に「MIAU(一般社団法人インターネットユーザー協会)」を立ち上げ、インターネットにおける著作権のあり方を問い続けてきた津田氏と、インターネット黎明期から「ムーノローカル」などのアングラニュースサイトを運営し、ネットと批評をつないできたさやわか氏が、赤松氏と議論する。
〈全文は下記ページにてご覧ください〉
「合法的漫画村のつくりかた――ブロッキングの他にこんな手があった!」‐ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20180907/