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【●秘実況】パチ屋の遠隔操作

(11分)

青木やっちゃん
LV4

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アリは持ってきたビニール袋を取り出し、その中には潰れた灰色の膜が入っている――店主はそれをなめらかな黒い指でつまみ光にかざした――さえずるような声で呼ぶと助手が店の影になった奥から入ってきた――それはでっかいバッタのような生き物で、びんの横を通るにつれて体色が変わる――その目は水晶レンズ――そのペニスは、腹部にのびる長い銀のコードで直立位置に固定されていて、色の流れに応じて閃くような勃起で動く――かれは膜を、その繊維じみた指の切り株にはめる手斧と移植ツールにはさんだ――かれが見るにつれてその肉体がまばゆい緑に脈打つ――店主はうなずいて、重く白い液体で満杯の、高さ60センチほどのびんを取り出した――助手は小さな曲がったナイフで封筒を開いて、膜をそのびんに落としこんだ――アリが見守る中、膜は日本の花のようによじれて、人間の頭がついた小さな緑のサンショウウオへと花開く――その生き物は黒い液体の目を数秒ほど開くと丸まって胎児的眠りに入り、びんの底に沈んだ――店主はびんを布でふたして暗い棚に載せた――にっこりしてカウンター上に地図を描く――店を出発点に、点線が運河網に続き、揚水所、オルガズム中のペニス二つ、眠りで閉じた目五つ――そして点線は店に戻ってきた――かれはアリを見て、本当にわかったか確かめた――アリはうなずいて点線上を歩いた――大理石の通りは泥で終わっていた――――運河網が見え茅葺き屋根と庭とタンクを世話する小さな黒人たちは繊維質の腫瘍とほくろから緑の毛が生えている――作業の手をとめてこちらを見上げすばやく微笑をよこす――堆肥の山と腐った沼の重い臭気があたりに立ちこめる――橋をわたると緑のサンショウウオ少年が運河に浮上して微笑し自慰しすぐに射精した虹色の液体は澄んだ光の中できらめいた――からかうような微笑と共に身をくねらせて黒い水に飛び込んで見えなくなった――アリは運河沿いにあるいて気がつくとポンプや閘門の迷路に入り込んでいていつのまにそこに来たのかどうすれば出られるかもわからなかった
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