佐藤健太郎さんと大山顕さんをお招きし、道路について語るイベントを開催します!
佐藤さんはwebサイト有機化学美術館や「医薬品クライシス」(科学ジャーナリスト賞受賞)「炭素文明論」など化学専門のサイエンスライターとして知られていますが、国道にも造詣が深く、「ふしぎな国道」など国道に関する著書も多数。
聞き手をつとめるのは、ゲンロンカフェでは「ショッピングモールから考える」シリーズでおなじみ、最近はゲンロンβの新連載が大好評の大山顕さん!デイリーポータルZの連載で国道に関する記事も執筆されています。
サイエンスライターと写真家が語る「道路」。はたしてどんな内容になるのか…。ご期待下さい!
▼ 登壇者からコメントをいただきました!
たとえば東急田園都市線沿線に住む人なら、この電車は渋谷駅と中央林間駅を結んで走っているなどと、起点と終点をご存知であると思います。しかし、毎日使っている道路がいったいどこまで伸びているかは、まず気にかけたことも、知る機会もないのではと思います。
実は、全ての主要道路は、起点と終点が厳密に決められています。近所の小さな国道と思っている道が、思いもよらぬほど遠くまで走っていることもありますし、あの道が何でこんなところで終わるの、と思うようなケースもあります。その決め方を探っていくと、道路管理者たちの思わぬ苦労や都合やつじつま合わせが浮かび上がってきたりもします。
このイベントでは、国道の始まりと終わりを切り口に、日本という国の仕組みを考えるフリをしながら、大山顕さんと共にマニアの与太話を繰り広げてみたいと思っています。(佐藤健太郎)
国道は謎だらけ – ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20170711/