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【ゲンロン2刊行記念再放送4】五十嵐太郎×津田大介×東浩紀「慰霊から建築を考える——宗教、忘却、オリンピック」【2015/10/28収録】 @taroigarashi @tsuda @hazuma

CH有料
(3時間25分)

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「怨霊の国を可視化する」——これは、2016年に開催される「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」のコミッショナーを決定するための、国際交流基金による指名コンペティションで、ゲンロンが提出した企画書のタイトルである。
残念ながらこの提案は採用されなかった。とはいえ、参加者の藤村龍至、新津保建秀、カオス*ラウンジ、渡邉英徳、津田大介とともに会議を重ねて案を練ったこの企画は、「福島第一原発観光地化計画」の理念を継承するものであるとともに、その問題意識をより拡張したものになっている。この提案を、建築史家の五十嵐太郎とともに検討しつつ、「慰霊碑」という、日本人が残してきた追悼の装置を軸に、「記憶と忘却」、「見えるものと見えないもの」、「データとリアル」、「災害」、「旅」、「霊」などについて考える。

イベントに先駆け、企画書の一部を下記に公開する。



怨霊の国を可視化する
haunted nation revisited/reposed

企画趣旨
日本は災害の国である。世界の大地震の5分の1が、世界の陸上火山の7分の1が、この狭い列島に集中している。台風も毎年のように襲来し、死者を出している。1959年の伊勢湾台風では、5000人を超える人々が犠牲になった。
日本は戦争の国である。大陸の東端に位置するこの島国には、古来、多様な民が渡ってきた。そのなかには戦闘的な一族もいた。日本の王朝は征服民の王朝である。日本の神話はその征服の記録で編まれている。王朝はその後も、中世に至るまで北方辺境の征服で拡大を続け、民もまた南方の海に海賊として乗りだしていった。

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全文は以下のリンクからご覧ください。

慰霊から建築を考える | ゲンロンカフェ
http://genron-cafe.jp/event/20151028/
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