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Lesson#3.11 トークイベント「納得できてる?低線量被ばくの影響 -科学でしめす、社会が選ぶ-」

CH
(2時間59分)

Miraikan Channel提供:国立研究開発法人 科学技術振興機構
2011年3月、福島第一原子力発電所の事故で放射性物質が飛散しました。
5年後の現在、県民の被ばく状況や健康状態を把握するために大規模な健康調査が行われていますが、100mSv以下の低線量被ばくにどの程度のリスクがあるのか、様々な議論が続いています。一方、避難生活によるストレスや運動不足などがもたらす健康の悪化も問題になっており、喫煙や生活環境等、さまざまな社会的要因からリスクを相対化し、総合的に判断することが求められています。

本イベントでは、福島県南相馬市の病院で臨床医として勤務する越智小枝氏と疫学の研究者である津田敏秀氏のお二人を講師に迎えます。そして、低線量での健康影響に関する様々な研究や福島県民健康調査によるデータの読み解き方を見ていきます。その上で、私たちはリスクとどのようにつき合うべきか、リスクを減らす社会を作るために何をしなければならないのかを考えます。

登壇
津田敏秀氏(岡山大学大学院環境生命科学研究科教授)
越智小枝氏(相馬中央病院内科診療科長)

ファシリテーター
新山加菜美(日本科学未来館科学コミュニケーター)
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