日本外国特派員協会主催による
森田浩介 理化学研究所 仁科加速器研究センター
超重元素研究グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)
の記者会見を生中継いたします。
理化学研究所は2015年12月31日、森田浩介グループディレクターを
中心とする研究グループが2004年に合成した原子番号113番の元素が
国際機関IUPACによって「新しい元素」として認定され、
欧米諸国以外の研究グループに初めて命名権が与えられたと発表しました。
元素周期表にアジアの国としては初めて、日本発の元素が加わります。
同時期に、ロシアと米国の共同研究グループが113番元素を含む4つの元素発見を主張して
いましたが、森田氏のグループは「世界で唯一、113番元素の崩壊経路が既知核へ到達した
ことを確認しており、それが今回の発見者認定の決め手となった」とのことです。
※参照URL:http://www.riken.jp/pr/press/2015/20151231_1/(理化学研究所)
■会見者
森田浩介 理学博士(実験核物理学)
1957年生まれ。九州大学大学院理学研究課物理学専攻博士後期過程、
東京大学原子核研究所勤務を経て、1984年に特殊法人理化学研究所に
研究員補として入所。以来約30年にわたり超重元素の合成に取り組む。
113番元素は2004年に合成され、実験は2012年に終了。
現在は119番以降の元素発見を目指している。
■関連リンク
・
プレスリリース / マンガ「113 ~新元素発見に至る20年の戦い~」他
・
113番元素特設ページ(理化学研究所 仁科加速器研究センター)
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