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新鋭「人工知能×ロボティクス」プロジェクトによるシンポジウム

公式
(5時間11分)

ニコニコエンタメチャンネル提供:株式会社ドワンゴ
人間とコミュニケーションするロボットを創造するために本当に必要なコト
日本発の研究トレンドを生む人工知能×ロボティクス研究の新鋭プロジェクトが今キックオフ!

概要

公開シンポジウム「記号創発システムによる実世界コミュニケーションの理解ヘ向けて」

このシンポジウムは、CRESTの新規採択課題「記号創発ロボティクスによる人ロボットコラボレーション基盤創出」とSICEの「記号創発システム論調査研究会」のキックオフを兼ねた公開シンポジウムです。
この「記号創発システム」というキーワードは、一見難しいもののように見えますが、
実は私達人間のように概念をもち、言葉をしゃべり、コミュニケーションする知能を、
ロボットで実現するための仕組みを指しています。記号創発システムとはいったい何か?
つまりこの問いは、私達自身を知るための問いでもあるのです。
また、こうした知能ロボットを作ることが、
少子高齢化社会の様々な社会問題解決に役立つのではないかと考えています。
このシンポジウムでは、新しいプロジェクトの概要を紹介すると共に、
世界的に著名な先生方をお招きして、
生命や知能、言語、社会とは何かという問いに様々な角度から迫りたいと思います。

私達人間と同じように、“考え、行動し、言葉を話し、
社会を作りだすようなロボット”は創れるのか?
人間とコミュニケーションするロボットを創造するために本当に必要なコトは何か?
日本発の研究トレンドを生む人工知能×ロボティクス研究の新鋭プロジェクト
『CREST新規採択プロジェクト&SICEの調査研究会』が今キックオフ!

主な出演者

安西祐一郎:独立行政法人日本学術振興会 理事長
萩田紀博 :株式会社国際電気通信基礎技術研究所 取締役/社会メディア総合研究所 所長
藤田耕司:京都大学 教授
池上高志:東京大学 教授
谷口忠大:立命館大学 准教授
長井隆行:電気通信大学 教授
尾形哲也:早稲田大学 教授
岩橋直人:岡山県立大学 教授
杉浦孔明:国立研究開発法人情報通信研究機構 主任研究員
稲邑哲也:国立情報学研究所 准教授
岡田浩之:玉川大学 教授

スケジュール

10:00  [ご挨拶] CREST研究総括 萩田紀博 先生
    (株式会社国際電気通信基礎技術研究所 取締役/社会メディア総合研究所 所長)

10:10  [挨拶と紹介 1] 谷口忠大(立命館大学)
    「記号創発システム論調査研究会設置にあたって」

10:30  [挨拶と紹介 2] 長井隆行(電気通信大学)
     CREST「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」

10:50  [研究内容紹介1(概念班)] 尾形哲也(早稲田大学)、谷口忠大(立命館大学)

11:10  [招待講演1] 安西祐一郎 先生 (独立行政法人日本学術振興会理事長)
    「記号創発ロボティクスに関する期待(予定)」

11:50 ~13:00 休憩

13:00  [研究内容紹介2 (信念班) ] 岩橋直人(岡山県立大学)、杉浦孔明(NICT)
13:20  [研究内容紹介3 (応用班) ] 稲邑哲也(NII)、岡田浩之(玉川大学)
13:40  [招待講演2] 池上高志先生(東京大学)
    「人工生命化する社会とMassive Data Flow」

14:20  [招待講演3] 藤田耕司先生(京都大学)
    「併合の運動制御起源仮説」

15:00  まとめ

用語解説

CREST:戦略的創造研究推進事業の略称で、国が定める戦略目標の達成に向けて、
課題達成型基礎研究を推進し、科学技術イノベーションを生み出す革新的技術シーズを
創出するためのチーム型研究。科学技術振興機構(JST)を中心とした事業。

SICE:公益社団法人計測自動制御学会の略称。
HSR:トヨタの開発しているHuman Support Robotの略称。

参考URL

記号創発システム論調査研究会:http://www.emergent-symbol.systems/
CREST 記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション:http://sercrest.com/
JST CRESThttp://www.jst.go.jp/kisoken/crest/