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【2014/5/7収録】高山明「演劇を拡張する #1——いま、高山明が語る演劇原論」 @akirat16

CH有料
(3時間10分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

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演劇=舞台、この図式から自由になったとき、演劇にはいろんな可能性がでてくる。

演出家高山明は、建物としての劇場も、客席と段差や境界線で仕切られた舞台も用いない。高山の演劇では、観客は、あるツアーコースに仕組まれた「できごと」の場を地図を片手に自らの足で巡ったり、歴史や社会の声に耳を傾け、それにリアクションする何らかの仕組みに巻き込まれたりする。およそ、一般的な演劇とはかけ離れて見える彼の作品は、それでも演劇であり続けている。

演劇は、数千年もの間、国や都市や社会やコミュニティといったものを考える道具であり続けてきた。私たちがその知恵や技術を活かすにはどうすればよいか。

連続講座「演劇を拡張する」(全3回)では、観光ツアーや都市プロジェクトへの応用という観点を軸に、「演劇を考える/演劇で考える」技術を探っていく。

第1回(5/7)は、演劇とは何か、演劇を拡張するとはどういうことなのか、どのような方法があり、どんな可能性が開けるのか、高山自身の作品および国内外の演劇史から具体例を挙げつつレクチャーする。

第2回(6/4)、第3回(7/9)では、ゲスト講師を招き、社会に対する演劇の可能性についてディスカッッションする。

現在ドイツで進行中の複数のプロジェクトや福島でのプロジェクトについても、詳細が語られるだろう。
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