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【2014/3/19配信】隈研吾×藤村龍至×東浩紀「建築は震災でなにをすべきだったのか——福島第一原発観光地化計画が問いかけるもの」@ryuji_fujimura @hazuma

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(3時間55分)

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大きな災害は、建築の世界を転換させる。隈研吾は『小さな建築』で、建築史を振り返りってそう語る。東日本大震災という「大きな災害」もまた例外ではない。隈は震災後の建築として「小さな建築」「負ける建築」を提唱している。災害に対する強度を備えるためには、建築を現代社会の人間のスケールに相応させ、自立した「小さな部分」の緩やかなつながりに還元することが必要となろう。他方で藤村龍至は、『福島第一原発観光地化計画』で、むしろ逆に巨大インフラや国家レベルの提案など「大きな建築」に可能性を見い出した。

大きな災害のあと、必要なのは小さな建築なのか大きな建築なのか?

福島第一原発観光地化計画は建築家に何を問いかけ、また、どのような応答がすでになされているのか。可視化されにくい放射能の問題を抱えた状態で、まちや国を再生させて行くとはいったいどのようなことなのか。福島第一原発観光地化計画の提唱者、東浩紀がホストになって、1954年生まれの隈研吾、1976年の藤村龍至という異なる世代の代表的建築家を招き徹底討論。

建築は、いまなにができるのか?

写真:(c) The Courier
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