(財)尾崎行雄記念財団が主宰する2010年度第2回咢堂記念講演会をニコニコ生放送いたします。
今回のテーマは近年大きな問題としてクローズアップされている「日本の貧困問題」です。
これまで一貫して貧困問題の現場で活動し続け、最近では内閣府参与として貧困問題の政策にかかわる
湯浅誠が、
誰もが人間らしく生きることのできる社会の構築へ向けて、課題と希望を語ります。
なお、番組では湯浅氏への日本の「貧困問題」に関する質問を募集しております。
nicoron@niwango.co.jpにお送り下さい。
(7/27 14:00締切)湯浅誠・・・
「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」事務局長
「反貧困ネットワーク」事務局長
内閣府参与
1969年生まれ。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。
1995年~野宿者(ホームレス)支援活動を行う。
2000年 炊き出しの米を集める「フードバンク」を設立。
2001年 ホームレスを支援する「自立生活サポートセンター・もやい」設立。
2007年 「反貧困ネットワーク」結成を呼びかける。
2008年 社会問題化したいわゆる「派遣切り」への緊急対策として、他のNPOと協力の上で日比谷公園に「年越し派遣村」を開設。“村長”として運営を取り仕切る。
2009年 菅直人(当時)副総理大臣兼国家戦略担当大臣に要請され、10月26日内閣府参与・緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長に就任。
現在、反貧困ネットワーク事務局長、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長
内閣府参与(緊急雇用対策本部貧困・困窮者支援チーム事務局長)。
著書
『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』(岩波新書、08年、大佛次郎論壇賞受賞)
『貧困襲来』(山吹書店、07年)
『本当に困った人のための生活保護申請マニュアル』(同文館出版、05年)
など。