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      「トイレなきマンション」を終わらせよう 〜使用ずみ核燃料を考える〜 澤田哲生×池田信夫×石井孝明

      CH
      (1時間01分)

      言論アリーナ提供:株式会社アゴラ研究所
      2月24日(火)は午後8時から1時間にわたって、「『トイレなきマンション』を終わらせよう〜使用ずみ核燃料を考える〜」を放送します。

      出演は東京工業大学助教の澤田哲生さん、アゴラ研究所所長の池田信夫さん、司会はジャーナリストの石井孝明さんです。

      今回のテーマは
      1. 使用済み核燃料の最終処分をどうするか
      2. 核燃料サイクルをどうするか
      の2つです。

      日本は核燃料サイクルという政策を採用しています。使用済み核燃料を処理して、核兵器の原料になり、有害なプルトニウムを減らすという政策を採用しています。しかし、そのプルトニウムを使う高速増殖炉もんじゅが事実上失敗。さらに青森県六ケ所村の再処理施設も稼働していません。もんじゅで約1兆円、六ケ所で約2兆円の国費が使われています。
      また最終処分地も決まりません。反原発を唱える人はこれを批判の重要な問題にしています。実は技術的に、地下に埋める形で、処分の方法は確立しているのですが、あまり知られていません。(参考・池田信夫「使用ずみ核燃料の問題は解決できる(http://agora-web.jp/archives/1632211.html)
      それなのに、解決は不可能などと日本学術会議が提言するなど、問題は理解をされず、混乱を続けています。(参考・「今田高俊氏の恐れる放射能エイリアン」http://agora-web.jp/archives/1632183.html#more)※ 今田氏は学術会議の委員会の委員長

      今回の出席者は、最終処分の理解をうながすことでは一致。
      しかし核燃料サイクルについて、池田さんはコストの面、成功していないという事実から「反対派」の立場です。
      直接処分について、澤田さんはこれまでの政策の継続性とプルトニウムを減らすという国際公約から「賛成派」の立場。
      一方、司会の石井さんは、直接処分の方が今となってはいいが、数兆円を国費として使ったことから、踏み出すことは心配とする「中間派」です。
      3人が問題を多角的に分析します。
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