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【生放送】高山明×濱野智史「劇場2.0を演出する――俳優と観客、あるいはアイドルと観光客が日本を変える!」 @akirat16 @hamano_satoshi

CH有料
(10時間59分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

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演出家・高山明と、批評家・濱野智史。ふたりはともに自分がベースとしているジャンルを、あらたなプラットフォーム作りによって拡張しようとする挑戦者だ。高山明はツアー形式の演劇を行う。観客は決められたツアールートに従って街を歩き、高山が街のなかにインストールしたシーンを巡って、物語を追う。観客はそれぞれのシーンで、気づくと演技者の身振りをいつの間にか身につけることになる。いっぽう濱野はアイドルプラットフォームをみずから運営。普通の女の子にアイドルへの道を開くとともに、彼女たちを応援するオタクたちを、シンデレラの成長物語のプロセスに関与させる。育っていく少女たちが元気になり、応援者が元気になり、ひいては社会が元気になるというわけだ。古来から存在する芸能、その演技者と観客の立場を巧みに反転させることによって、社会に対する新しい演劇的関与を生み出そうとする高山と濱野。ふたりは3.11直後に高山が企画した「国民投票プロジェクト」の際に、人々にいかに社会に関与させるかを討議していた。濱野はその際、AKB48の国民投票を例に、アイドルの可能性を強調していた。その後、実際にアイドルプロデュースを始めた濱野と、「東京ヘテロトピア」プロジェクトなどで、都市の演劇化をアプリにして、あらゆる観光客に普及させたいという高山。二人のプラットフォーマーはいま、演劇的なものの可能性をどう見ているのだろうか。プラットフォームとしての演劇は、社会を変えるのか? 現代社会におけるパフォーマンスの演出を徹底討論。
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