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靖国問題を考える 高橋哲哉×洪貴義

CH
(1時間08分)

のりこえねっとTV提供:「のりこえねっと」 -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える 国際ネットワーク-


8月15日は、69回目の終戦記念日でした。
日本では300万、アジア全体では数千万人もの死者を
出し、ようやく終わった戦争でした。
靖国神社は、戦前国家が戦死者を英霊として顕彰し
国民をさらに戦争へと駆り立てる役割を果たしました。
戦後は日本人遺族が心の拠り所とすると同時に
「戦争神社」として復権させようとする試みに
宗教者や革新勢力が反対してきた歴史でもあります。
さらに昨年暮れの安倍首相の靖国参拝では
「靖国の英霊に親や祖父母を殺された」という
アジア各国からも反発が出ています。
今回は、ゲストに東京大学の高橋哲哉教授をお迎えして
靖国問題とは何なのか、考えていきます。
聞き手は政治学・思想史を研究している洪貴義さんです

<出演>
高橋哲哉(たかはし・てつや)
1956年福島県生まれ、東京大学大学院総合文化研究科教授
西欧哲学を研究しながら、歴史修正主義や歴史認識、
戦後責任などを論じてきた。
主な著書に
「靖国問題」(ちくま新書)
「戦後責任論」 (講談社学術文庫)
「デリダ」 (「現代思想の冒険者たち」Select) など
最新刊に
「フクシマ以後の思想をもとめて: 日韓の原発・基地・歴史を歩く 」共著(平凡社)

洪貴義(ほん・きうい)
1965年生まれ、大学非常勤講師。
政治学・思想史専攻。
難民、ディアスポラという現象を研究しながら、
近年は朝鮮半島を中心に東アジアの思想に関心を深めている。
共著に『ポストコロニアリズム』(作品社)
『マイノリティは創造する』(せりか書房)
『ディアスポラから世界を読む』(明石書店)等
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