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【生放送】高山明×今野勉「演劇を拡張する #3 『思想としてのテレビ』から演劇へ——接続と展開」 @akirat16

CH有料
(2時間49分)

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連続講座「演劇を拡張する」、第三回は日本初の独立系テレビ制作会社「テレビマンユニオン」の創設者、TVディレクターの今野勉をゲストに迎える。長野オリンピックのプロデューサーも勤めた今野とともに、演劇とTVの関係、その歴史と未来について議論する。

演劇=舞台、この図式から自由になったとき、演劇にはいろんな可能性がでてくる。

演出家高山明は、建物としての劇場も、客席と段差や境界線で仕切られた舞台も用いない。高山の演劇では、観客は、あるツアーコースに仕組まれた「できごと」の場を地図を片手に自らの足で巡ったり、歴史や社会の声に耳を傾け、それにリアクションする何らかの仕組みに巻き込まれたりする。およそ、一般的な演劇とはかけ離れて見える彼の作品は、それでも演劇であり続けている。

演劇は、数千年もの間、国や都市や社会やコミュニティといったものを考える道具であり続けてきた。私たちがその知恵や技術を活かすにはどうすればよいか。

連続講座「演劇を拡張する」(全3回)では、観光ツアーや都市プロジェクトへの応用という観点を軸に、「演劇を考える/演劇で考える」技術を探っていく。
5/7に開催された第1回「いま、高山明が語る演劇原論」では、タイトルどおり、高山の考える演劇とはなに界と個人の演劇史を横断しつつ、高山の考える演劇とはなにかがあきらかにされた。
第2回(6/4)はアート界随一の若手論客、黒瀬陽平をゲストに迎え、現代社会における芸術の可能性、そして芸術における批評の可能性について、拡張され、混交し始めた演劇とアート、それぞれの立場から議論がなされた。
演劇を、アートを拡張し、未来へと向かっていくとはどういうことなのか。第一回同様、最後は議論を客席に開き、論をさらに深めた。
第3回(7/9)では、TVプロデューサーの今野勉を招き、社会に対する演劇の可能性についてディスカッッションする。
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