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【生放送】椹木野衣×東浩紀「再考〈悪い場所〉――「ふたつの震災」と現代美術」 @noieu @hazuma
CH
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2014/4/11(金) 19:00開始
(3時間16分)
未予約
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ゲンロン完全中継チャンネル
提供:合同会社ゲンロンカフェ
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一般(その他)
椹木野衣
東浩紀
悪い場所
現代美術
ご飯ですよ
阪神・淡路大震災と東日本大震災大震災という「ふたつの震災」を経験した日本。
現代美術はその危機でどのような役割を果たしたのか。
■
16年前の著書『日本・現代・美術』で、日本の現代美術は、歴史的な蓄積がなされない〈悪い場所〉という宿命を抱えていると論じた椹木野衣。その後〈悪い場所〉は美術のみならず、戦後の日本文化を論じるうえで欠かせないキーワードとなった。その着想は、阪神・淡路大震災の焼け跡、そして同年の地下鉄サリン事件の衝撃から生まれたという。「それは、1923年の関東大震災の直後に、首都の井戸に朝鮮人が毒を流したというデマが意図的に流布され、これを機に官憲が左翼活動家たちの大弾圧を行い、大杉栄、伊藤野枝の虐殺にまで至った経緯を、どこかでいびつに反復するものに私には思えた」(椹木野衣「後美術論 第二部・流浪篇」)
そして2011年。日本はふたたび大震災に襲われ、私たちはあらためて〈悪い場所〉について考えることになった。それはもはや比喩ではない。日本はそもそも、物理的に〈悪い場所〉に置かれ、文化もまた長い間それを前提に育まれてきたのだ。戦後、例外的な地質安定期を迎えた日本社会が、その条件を忘却してしまっていたにすぎない。
では、あらためて、この〈悪い場所〉で現代美術にはなにができるのだろうか?
■
福島第一原発観光地化計画では、大阪万博の再解釈が中心的役割を果たし、丹下健三や岡本太郎の作品が繰り返し参照されている。私たちは戦後日本の美術史をどのように捉え、いかにしてその精神を受け継ぐべきなのか。この〈悪い場所〉だからこそ必要な芸術とはなにか。観光地化計画は回答になりうるのか。東浩紀が椹木野衣を迎えて正面から問いかける。
この対談を抜きに、これからの日本・現代・美術は語れない!
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東京西五反田に位置する「ゲンロンカフェ」。作家、学者、政治家、ジャーナリスト、クリエイター、経営者ら、時代のキーパーソンが集う新型トークイベントスペースの模様を完全中継。