福島第一原発事故の影響による営農や生活環境の変化で、福島県相馬市の酪農家が
自ら命を絶ったことを覚えていますか。2011年6月10日のことでした。
「原発さえなければ・・・」と堆肥小屋のベニヤ板の壁に悲痛な叫びを書きのこし、
この世を去った
菅野重清さん(当時54歳)。その妻、フィリピン出身の
菅野バネッサさんは、
いま、小学生のお子さん2人と福島県伊達市で暮らしています。「彼は何も悪くなかった。
原発さえなければと思っているのは彼だけではない」とバネッサさん。今年3月予定の
東京電力に対する東京地裁での訴えを前にバネッサさんが緊急上京し、記者会見を行います。
ニコニコ生放送では、その模様を生中継でお届けいたします。
出席者
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菅野バネッサさんとご家族(お子さん2人は冒頭のみ列席)
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保田 行雄 氏(弁護士)
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四ノ宮 浩 氏(映画監督) ⇒
Twitter
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有田 芳生 氏(参議院議員・ジャーナリスト) ⇒
Twitter
四ノ宮浩監督の
ドキュメンタリー映画『わすれない ふくしま』
の菅野さんを記録した部分(19分間)の上映も行われます(3月2日全国順次公開)。
■この番組に関するニュースを読む(
ニコニコニュース)
「お父さん、何でごめんなさいなの」原発さえなければ 残された妻子、東電提訴へ(朝日新聞デジタル・2月17日)
「原発さえなければ…」酪農の将来悲観して首つり―福島相馬市(2011年6月15日)
福島・相馬市で乳牛処分し自殺「原発で手足ちぎられ酪農家」(2011年6月15日)
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