連続テレビドラマ
幼獣マメシバ MAMESHIBA
全11話一挙放送口だけ達者な中年ニート、生まれたばかりの「マメシバ」を連れ、母を訪ねて旅立った。●ストーリー
祭壇には芝良男(笹野高史)のピンボケた遺影が飾られている。
芝家では、急な事故で一昨日亡くなった良男の葬儀が行われ、ごく身内の親戚たちがそのピンボケた遺影を眺めながら急な不幸に浸っていた。
鞠子(藤田弓子)が、振る舞いの鮨桶を台所で洗っていると背後に気配が。
振り向くと、一人息子の二郎(佐藤二朗)が写メを撮影して去っていった。
二郎はその足で祭壇へ向かい、パシャパシャと写メを執拗に撮りまくった。
親戚からは大ブーイング。「葬式にも出ないで何やってるのよ」「またブログに載せようと思ってるんでしょ」35歳で無職のパラサイト中年・二郎は、親戚中の鼻つまみ者だった。
適当に毒を吐いて去っていく二郎。
二郎の唯一の理解者の財部(高橋洋)からも態度をたしなめられるが、まるで聞く耳を持たない。
ここ一帯の土地は芝家の持ち物で、二郎はその正当な相続者だった。親戚は、二郎がこのままだと芝家が心配だと鞠子を責めた。
数日後、相変わらず引きこもっている二郎の部屋に財部がやって来た。
鞠子から預かった、と渡された封筒の中には「芝一郎」名義の通帳が入っていた。
「誰よ一郎って?隠し子でもいたの?」財部の問いかけに「知らんよ勿論」と返す二郎。
と、庭から犬の鳴き声が。そこに居たのは、生まれたばかりの鞠のようにモコモコなマメシバの子犬だった…
●キャスト佐藤二朗:『20世紀少年 第2章』『ごくせん THE MOVIE』「33分探偵」(CX系)「ダンディ・ダディ?」(EX系)
高橋 洋:「RESCUE~特別高度救助隊」(TBS系)
角替和枝:『マリと子犬の物語』
志賀廣太郎:『ハゲタカ』「THE3名様」
渋谷琴乃:『愛はどうだ』『女優・杏子』
高橋直純:「ネコナデ」
りりィ:『パーク アンド ラブホテル』
笹野高史:『武士の一分』
西田幸治(笑い飯):本作で役者デビュー!
藤田弓子:「アイシテルー海容ー」
●スタッフ監督:亀井亨
プロデューサー:森角威之
原案・脚本:永森裕二
●オープニング曲
「タイムカプセル」高橋直純 作詞・作曲高橋直純
●エンディング曲
「歩いて帰ろう」高橋直純 作詞・作曲高橋直純
リアライズレコードより発売中
2009年/日本
幼獣マメシバオフィシャルサイト(C)2009「幼獣マメシバ」製作委員会
▼続編「マメシバ一郎」も放送決定!