ニコニコ動画や初音ミクのような、
ユーザー参加型でみんなで研究を楽しむ場としての学会を、
作りあげることを目的として始まった、ニコニコ学会β。
ニコニコ学会βは、
2011年11月と2012年4月にシンポジウムを行い、
それぞれ10万人規模の視聴者を集めました。
また、2012年グッドデザイン賞では、
新しい学会のデザインとして
「
グッドデザインベスト100」に選出されています。
かつてプロの研究者だけが触れるものだった研究、
ITの進展のおかげで、
いまやオンラインにたくさんの、
「
野生の研究者(生まれながらの研究者)」がいます。
そのような既存の学会の枠組みには
当てはまらないものが多い研究も含めて、
ニコニコ学会βは幅広い方々に発表の機会を与える場となっています。
本セッションでは、
ニコニコ学会βを推進してきた、
江渡浩一郎氏、稲見昌彦氏、宮下芳明氏、高須正和氏の各委員が、
順に研究10連発(計40連発)を発表、
その上で、ニコニコ学会βからみた、
今後のコンテンツ技術の新たな可能性が示されます。
ニコニコ学会β Webサイト
【登壇者(順不同・敬称略)】
江渡 浩一郎(メディアアーティスト
/独立行政法人産業技術総合研究所研究員)
稲見 昌彦(慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授)
宮下 芳明(明治大学理工学部 准教授)
高須 正和(チームラボ株式会社 カタリストDiv)