突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!映画「T-REX」史上最強肉食恐竜ティラノサウルス、21世紀に甦る!●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)出ました!「ティーレックス」
今回の配信される中で、もしかしたらNo.1といってもいいかもしれない『Z級作品』です。
製作は、あのロジャー・コーマン。活躍するのは、恐竜ティラノサウルス。
とくれば、ピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。
この史上最強の恐竜は、シーンによって様々な表情を見せてくれます。
実写では頭のみだったり足のみだったり、そして上半身のみ姿では、動きがなんだかとっても可愛らしい!
そして全体像が映し出される際には、最近ではめっきり見かけなくなったコマ撮りも登場。
場面場面で、大きくなったり小さくなったりしながら、様々なキャラクターの出演陣を食べまくります!
そして時折でてくるカースタントのシーンなどは、恐らく他の作品でも使用したであろう全く異なるフィルム感…。
なんでもCGに頼ってしまう作品が多い中、この映像は懐かしさをも感じさせてくれます。
さあ、『ヒドイ』と書く準備はいいですか?
モンスターパニック作品ではありますが、大笑いしながらお楽しみいただける最高の作品です。
●要注意ツッコミ増量時間帯12分頃 頭突き
20分頃 清掃員が…
29分頃 修理工が…
36分頃 コマ撮りが…
45分頃 監督が…
60分頃 ホームレスとギャングが…
●STAFF&CAST監督・脚本:ジョン・カール・ビュークラー
出演:ジェフ・フェイヒー
トニー・トッド
ディー・ウォーレス
アレクサンドラ・フォード
●STORY一大大手企業[カルゴリン社]は、史上最大の研究成果を発表しようとしていた。
なんと遠い昔に絶滅した恐竜、しかも肉食恐竜最強といわれる[ティラノサウルス]を
遺伝子操作によって甦らせたというのだ。
「“ヤツ”を創造したことで、万物創世の可能性を証明した――」そう言い放つ研究チーム。
しかし研究チームの一人である天才科学者パーカーは遺伝子操作の恐ろしさを懸念していた。
そんな矢先に、“ヤツ”が極秘で飼育されている研究所に、7人組の産業スパイ集団が押し入る。
狙いはパーカー博士の研究レポート。
集団を率いるラドクリフは、潜入捜査を行うため全てがコンピュータセキュリティで管理されている
研究所のシステムを解除してしまった・・・しかしそれが悪夢のはじまりだった。
“ヤツ”を閉じ込める頑丈なセキュリティも一緒に解除されてしまったのだ!
現代に甦った最強肉食恐竜[ティラノサウルス]、1万年におよぶ沈黙を破り大都会コンクリートジャングルで雄叫びをあげる!
(C)2005 THE PACIFIC TRUST.ALL RIGHTS RESERVED.
●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。
その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。
眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!! ●中野ダンキチ「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。
公式WEBサイト
http://eigax.com/