突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!映画「ダイナソーフィールド/SATSURIKUSHA」人間が餌食となり、千切られ、砕かれ、もぎ取られ……スプラッター要素満載!
CG映像で創り出された恐竜のリアルさが、一層の恐怖と緊張を高める!●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)ダイナソーと言えば恐竜。
本作に登場するのは、「ワニが立ったよ!」って姿のダイナソー。
数年前に一世風靡したレッサーパンダも驚きのスタイルです。
背中や尻尾にトゲが生えてますので、ワニじゃないと言われればそうかも知れないですが…。
しかし、とにかく獰猛。人を見るとエサだと思ってしまう単細胞。
一度目が合えば、追いかけてきて食べる。ひたすら食べる。この食べまくりが魅力の一つ。
遭遇して食べられなかったのは一人ぐらい。
ウン。この人は、よっぽどマズそうに見えたってことにしておきましょう。
この”ワニの恐竜風モンスター”。出し惜しみなんてものはありません。
画面狭しと暴れまくってくれるのは嬉しいところ。
その姿は、全体像が見える動きのあるシーンはCG。口周りのアップシーンは実写で描かれます。
実写パートは、迫力のカメラワーク&カット、そして頑張る演者と作り物感…。
見どころの一つでありツッコミポイントの一つでもあります。
「ディノクロコ」(原題:DINOCROC)の続編にあたる作品ですが、本作だけで充分にお楽しみいただけます。
●要注意ツッコミ増量時間帯17分頃 ビキニギャルVSダイナソー
53分頃 たっぷりとダイナソーVS人間
76分頃 モアイも…
79分頃 イベント会場に出現!
●STAFF&CAST監督:ブライアン・クライド
出演:ブラッド・ジョンソン
ケリー・マクギリス
ビアンカ・ローソン
メアリー・アレクサンドラ・スティフベーター
ジョシュ・ケリー
ジョン・コルトン
ホリー・ウェバー
●STORY火山学者のスコットは、教え子のライアンと共に、火山調査のためハワイを訪れていた。
依頼主である、ハワイ大学のマックスと助手のアレクサンドラ、
そして記者であり、スコットの昔の教え子であるカーラと共に、調査を開始する。
一方、研究者のキムとハンターのジェイクは、ある危険生物を追っていた。
それは突然変異が起こした、前史時代の巨大生物であった。
楽園の国ハワイで、得体の知れない巨大生物がうごめいている。
さらに、火山活動が活発化しはじめ、噴火の兆しが見えはじめる。
この危機的状況の中、合流したスコット調査団とキムたちは、協力しあい乗り越えようと考える。
しかし魔の手は、容赦なくスコットたちに襲いかかる!果たして彼らは、無事生還することができるのか!?
(C)2007 THE PACIFIC TRUST
●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。
その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。
眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!! ●中野ダンキチ「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。
公式WEBサイト
http://eigax.com/