突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!映画「バトルフィールドTOKYO」あなたは"謎"を目撃する。
謎が謎を呼ぶ大ヒット作「クローバーフィールド HAKAISHA」に続くニュータイプ怪獣パニック登場!!●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)タイトルを見てはっと飛び込んでくるのは『TOKYO』の文字でしょう。
この作品はアメリカの作品なんですが、確かに東京の新宿や渋谷でロケをした様子。
しかしそれだけじゃなくTOKYOも出てきちゃうのがこの作品。
中盤以降の舞台はどうやら、ちょっと違和感のある看板なんかを見ることができるロサンゼルスのリトル・トウキョウ。
う~ん、確かに東京には違いない…。
それに合わせたわけじゃないんでしょうが、逃げ込む先に登場するのは、
片言の残念な日本語しか話せないおじいさんとその孫。
テロップ無しだとわかりにくい会話は、恐怖を忘れて思わずツッコミたくなるハズ。
そのあとにも、一生懸命さは伝わるのですが、何を話しているのかがよくわからない残念な警察官も登場。
この無理矢理感がたまらない!
パッケージでは東京タワーがぽっきりと折れた姿が描かれておりますが、これは出てきません。
きっと彼女達が逃げ惑ってるところから離れた六本木界隈ではこうなっているんだろうな~と、妄想しながらご覧ください。
●要注意ツッコミ増量時間帯52分頃 片言の日本後のおじいちゃんとその娘登場
55分頃 謎の”ソイジョイ”推し
62分頃 またしても残念な日本語登場。今度は警察官
●STAFF&CAST監督:エリック・エステンバーグ
サラ・リンチ
エリン・サリバン「トランスモーファー」
カズユキ・オカダ
ヨシ・アンドウ「硫黄島からの手紙」
ジェニファー・キム
ヒロシ・ウエハ
アキラ・サトウ
●STORY2003年1月。アメリカ人ジャーナリストのサラとエリンは、取材のため東京を訪れた。
そこで彼女たちは、原因不明の大災害に遭遇、消息を絶つ。後日、2人が撮影したビデオ・テープが発見された。
そこに写されていたのは、爆発・炎上する東京の地獄絵図と、正体不明の怪獣の姿だった。
パニックの中逃げ惑う人々の姿、恐怖に歪むその表情を、カメラはどこまでも追い続ける。
そこで何が起きたのか?そして、その"何か"の正体とは?
(c)2008 The Global Asylum Inc. All Rights Reserved.
●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。
その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。
眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!! ●中野ダンキチ「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。
公式WEBサイト
http://eigax.com/