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巨大生物&変なモンスター特集 映画「メガ・シャークVSクロコザウルス」鑑賞会

公式
(1時間31分)


突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!



映画「メガ・シャークVSクロコザウルス」


海の王者VS陸の覇者
神さえ恐れる激突に、人類は傍観者となるのか。
地球上の生物の頂点を決める、世紀の対決の行方は…!?


●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)
サメ側からすれば、「まさかオマエと戦うことになるとは思わなかったぜ」
ワニ側からすれば、「川や沼じゃなくても海だって戦いに行っちゃっうぜ」
こんな声も聞こえてきそうですが、「メガ・シャーク」の登場は、実は二作品目。
前作は「メガ・シャークvsジャイアントオクトパス」です。
だから製作側からすれば「前に使った巨大サメ。次はワニとマッチメイクしたら面白いんじゃない?」
これでしょう、きっと。

でも、見たいと思わせる設定は重要。
普通に考えたらあり得ない対決だから見たくなってしまうんです。
”驚異の映像がアナタの五感を刺激する!”なんて書きたいところではありますが、
そこは「メガ・ピラニア」を製作のアサイラムクオリティ。
・大きさの割にあっさり効いてしまう麻酔。
・その場に応じて時折大きさを変える2匹。
・テレポーテーションしたのかという移動距離を見せる二体の巨大動物と軍隊。
…などなど、随所にツッコミポイントが潜んでます。
途中、ビルの看板として、前作「メガシャークvsジャイアントオクトパス」の日本版パッケージも登場。
こんな製作者の遊びのポイントもお見逃しなく。
この作品、エンドロールのあとにも映像があるので、最後の最後までご覧ください。

●要注意ツッコミ増量時間帯
10分頃 あまりにデカい、メガ・シャークの尾びれとボディプレス
19分頃 クロコザウルスが女性を襲う!そしてハンターにも…
50分頃 前作「メガ・シャークvsジャイアントオクトパス」看板
67分頃 巨大サメVS巨大ワニ大激突!


●STAFF&CAST
監督:クリストファー・レイ
ナイジェル(安原義人)…ゲイリー・ストレッチ「アレキサンダー」
マコーミック(山野井仁)…ジェイリール・ホワイト
ハッチソン(沢海陽子)…サラ・リーヴィング「クリミナル・マインド5」
カルヴィン(広瀬彰勇)…ロバート・ピカード「クローザー」
ウェッブ(黒澤剛史)…ジェラルド・ウェブ

●STORY
コンゴ民主共和国の炭鉱にて、34人の村人が惨殺されるという事件が起こる。
現場には巨大な爬虫類の足跡が残されており、目撃者の話によるとワニと恐竜を足したような生物だったという。
時を同じくして、大西洋上で米軍戦艦が巨大生物から襲撃される。
その巨大生物は、数年前ジャイアント・オクトパスによって倒されたと思われていた、メガ・シャークであった。
米軍は総力を挙げて二体の怪物の消息を追うが、
驚異的なパワーを持つ怪物たちに効果的な攻撃を与えられず、各地で被害が広がっていく。
そしてついに、パナマ運河にて二体が相見える時が来る。
地球上の生物の頂点を決める、世紀の対決の行方は…。

(c)2010, SURF AND TURF PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.


●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)
A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。

その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。

眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!!



●中野ダンキチ

「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。

公式WEBサイト http://eigax.com/