連続特番<「いじめ」を考える>第一夜
『隠蔽』の著者奥野修司氏、
町田いじめ事件被害者の両親生出演。
「いじめ」問題における「情報」「報道」は誰のためのものなのか。
部落、犯罪被害者、ペット殺処分、ネット右翼、
風俗街、宗教、自殺、震災……。
ノンフィクションライターの
藤井誠二が、
話題のノンフィクション作品や書き手を通じて、
様々な「日本の問題」を取り上げる『ニコ生ノンフィクション論』。
今回はニコニコ生放送が真剣にいじめ問題と向き合うシリーズ。
「『いじめ」を考える」の
第1夜と題して、スペシャルでお届けします。
「いじめ」事件でかならず問題になる「情報公開」加害者の名前は公表されるべきなのか?
被害者の遺族にはどのような説明がなされるのか?
自死した我が子の「真実」を求め続けた親たちの9年間を追ったノンフィクション『隠蔽』の著者
奥野修司氏、
そして実際の「いじめ自殺事件」被害者の両親である
前田夫妻にご出演いただき、
今回の大津事件でも大きな問題となっている、「情報」について考えていきます。
さらに先日ニコニコが行ったいじめ問題に関する100万人アンケート(リンク http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni034222.html)の結果も番組内で発表いたします。
【出演者プロフィール】
藤井 誠二(ふじい・せいじ)
@seijifujii1965
1965年愛知県名古屋市生まれ。高校時代よりさまざまな社会運動にかかわりながら、週刊誌記者等をつとめながら一貫してフリーランスの取材者。ラジオのパーメナリティや報道情報番組のコメンテーターやレポーターもつとめ、愛知淑徳大学非常勤講師として「取材学」を語る。『17歳の殺人者』(朝日文庫)、『暴力の学校 倒錯の街』(朝日文庫)、『人を殺してみたかった』(双葉文庫)、『コリアンサッカーブルース』(アートン)、『文庫版・殺された側の論理』(講談社アルファ文庫)、森達也氏との対話『死刑のある国ニッポン』(金曜日)、『アフター・ザ・クライム』(講談社)、大谷昭宏氏と対話『権力にダマされないための事件ニュースの見方』(河出書房新社)、『三つ星人生ホルモン』(双葉社) 等著書多数。
オフィシャルサイト:
「当事者主義宣言」
ブログ:
「ノンフィクションライター 藤井誠二のブログ」
奥野修司(おくの・しゅうじ)
1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。1978年から南米で日系移民調査。帰国後、フリー・ジャーナリストとして活動。2006年、『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文藝春秋)で、講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞。その他『ベストセラーとなった『心にナイフを忍ばせて』などを執筆。
前田功・千恵子
町田いじめ事件、被害者となり自殺した前田晶子さん(当時13歳)の両親。事件の真相をめぐり情報収集を行い、市教育委員会や学校を相手に裁判を行うなど、いじめと「情報公開」について被害者の親という立場から問題を投げかけた。
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収録場所:ドワンゴクリエイティブスクール