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JAXA 第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ

公式
(6時間)

ニコニコニュース提供:株式会社 ドワンゴ
16日(金) 13時からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)主催の
『第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ』を中継します。

 国際宇宙ステーション(ISS)は、日本・米国・カナダ・欧州(11カ国)
およびロシアが参加する国際的な大型研究施設です。日本はアジア地域からの
唯一の参加国として、これまでに、微小重力や宇宙放射線など、ISSならでは
の環境を用いて、材料科学や生命科学などの科学実験や宇宙飛行士の健康リスク
軽減を目的とした宇宙医学実験、創薬に向けた知見を得るタンパク質結晶生成
実験などの宇宙実験を進めてきました。また、国際宇宙ステーション計画に
参加している米国・欧州・カナダ・ロシアでも、様々な宇宙実験が行われ、
その利用成果を受けたこれからの利用計画の検討を進めています。

きぼうとこうのとり <img src="http://nl.simg.jp/img/201112/18488.9fbfc3.jpg" "230"="" height="157" border="0" alt="きぼう内部" hspace="5" class="pict">
きぼうとこうのとりきぼう内部

今回のワークショップでは、日本の「きぼう」の最新の利用状況や利用成果の
ほか、今後の「きぼう」利用の方向性などについて紹介します。また、米国・
欧州・カナダ・ロシアの利用成果や最新の利用計画の紹介を通じて、今後の国際
協力ミッション等について議論する予定です。

▼関連リンク
第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ参加者募集
http://kibo.jaxa.jp/experiment/news/111216_utiliz_ws30.html

■第30回宇宙ステーション利用計画ワークショップ プログラム

13:00-13:05 開会挨拶
立川 敬二(JAXA理事長)
13:05-13:10 基調挨拶
武市 正人(日本学術会議副会長)
13:10-13:15 基調挨拶
加藤 善一(文部科学省審議官)
【第1部】 「きぼう」利用のこれまでとこれから
司会:上垣内茂樹(JAXA)
13:15-14:20 発表1:日本の利用成果と今後のきぼうの利用シナリオ
1.「きぼう」利用の今と当面の計画
  吉村 善範(JAXA宇宙環境利用センター)
2.生命科学分野の「きぼう」利用
  浅島 誠(産業技術総合研究所フェロー 兼 幹細胞工学研究センター長、
  国際宇宙ステーション・きぼう利用推進委員長)
3.宇宙医学分野が目指すISS/「きぼう」の利用
  向井 千秋(JAXA宇宙飛行士・特任参与)
4)物質学分野の「きぼう」利用
  壽榮松 宏仁(東京大学名誉教授)
14:20-14:35 (休憩)
14:35-15:00 第1部質問コーナー
【第2部】 ISS利用のこれまでとこれから
進行:上垣内茂樹(JAXA)
15:00-15:30 基調講演:米国におけるISSの10年利用シナリオ
Elizabeth R.Cantwell,(米国科学アカデミーメンバー/Decadal Survey主査)
15:30-16:20 発表2:各極(各国)の国際宇宙ステーション利用計画
・Julie A. Robinson (NASA/JSC、国際宇宙ステーション
 (ISS)計画サイエンティスト)
・Igor V. Sorokin (エネルギア社宇宙ステーション利用
 センター次長)
・Martin U. Zell(ESA、国際宇宙ステーション(ISS)
 利用/宇宙飛行士支援部長代理)
・Perry Johnson-Green(CSA生命科学シニアプログラム
 サイエンティスト)
・Mark Uhran(NASA/HQ有人探査運用局国際宇宙
 ステーション(ISS)部長)
16:20-16:30 (休憩)
16:30-16:40 第2部質問コーナー
【第3部】 ISSの意義と貢献~ISS利用の面白さと課題
モデレート:吉村善範(JAXA)
16:40-17:30 全体討論:
Elizabeth R.Cantwell(米国科学アカデミーメンバー/Decadal Survey主査)
Mark Uhran (NASA/HQ 有人宇宙探査運用ミッション本部ISS部長)
浅島 誠(産業技術総合研究所フェロー 兼 幹細胞工学研究センター長、
国際宇宙ステーション・きぼう利用推進委員長)
向井 千秋(JAXA宇宙飛行士・特任参与)、
樋口 清司(JAXA副理事長)
17:30 閉会


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