3.11の東日本大震災以降、
日本社会は戦後最大級の緊張感に包まれており、
危機がもたらした日常と非日常の混在はいまだ継続中です。
状況は一方では国家という装置に対する注目を集め、
一方ではエネルギー問題が日本人のライフスタイル感に強い影響を与えつつあります。
また震災は、インターネットの登場以降ゆっくりと進行していたメディア環境の再編を強く押し進め、
原発事故の拡大は日本の外交に決定的な影響を与えつつあります。
そこで今回は、ゲストに國分功一郎、濱野智史両氏を招き、
この「戦後最大の国難」が与える日本人の国家観、生活観、
そして文化の変化について検討します。
この進行中の大状況は私たちの想像力に何を与えたのか。
そして、これから人々が求める想像力とは何か。
【予定トピック】
■震災から45日――「3.11」後の日本社会はどう変貌したか?
■震災は日本人の「国家」観を変えたか?
■メディアと震災 ――震災報道に見る現代日本メディア
■震災から考えるインターネット社会の様相
■震災は日本人の想像力に何をもたらすか?
■危機に必要な思想とは?
■3.11後の世界(日本社会)はこうなる?
【出演】(敬称略)
司会
宇野常寛
(評論家・『PLANETS』編集長)
ゲスト
國分功一郎(哲学者)
濱野智史(環境情報研究者)
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