――少女の歌には、血が流れている。2期放送直前!ニコニコ生放送では、
「戦姫絶唱シンフォギア」一挙放送を行います。戦姫絶唱シンフォギアG1話上映会はこちらから!■イントロダクション――『それ』は、
有史以来、世界の各地にてたびたび観測されてきたものであったが、
その年の国連総会にて正式に議題として取り上げられ、
限りなく未知に近い既知の存在として、公式に認定されることで一致した。
国際平和維持のため、
各国が協調し対処にあたるべき認定特異災害『ノイズ』。
ノイズはヒトを襲い、
ヒトに接触することで、炭素の塊へと変えて分解してしまう。
対して、ヒトの行使する通常物理法則にのっとった破壊力は、
いかに最新・先鋭を誇っていようと、ノイズには微々たる効果しか発揮できず、
ヒトは往々にして、ただノイズが通り過ぎ、姿を消すのを待つだけでしかなかった。
ある者は、そんなノイズを「まさに災害だ」と評し、
またある者は、ヒトだけを襲い、炭素の塊へと変え、
やがてノイズ自身も炭素の塊と崩れ落ちるその様に、
「他人を巻き込む自殺願望そのものだな」と吐き捨てるのであった。
物語の舞台は、近未来の日本。東京。
日本政府は、公に出来ない暴力装置をいくつかかかえている。
特異災害対策機動部二課は、
第二次世界大戦時に旧陸軍が組織した特務室『風鳴機関』を前身としており、
一般に周知されている対策機動部一課と同様、
特異災害ノイズに対する、被害拡大の阻止と事態収拾を担っているのだが、
決定的に異なる点がひとつあった。
『シンフォギアシステム』――
天敵ノイズの駆逐のため、
人類が備えうる、唯一絶対の切り札の保有と、その行使である。
シンフォギアシステムを身に纏ったものだけが、
ノイズに対して効率的・有効な攻撃手段を備え、撃退することを可能とする。
だが、既存の技術体系とは一線を画す、
異端技術の結晶でもあるシンフォギアは、
同時にノイズを殲滅せしめる強力な武装でもあるため、
米国との安全保障条約や、周辺諸外国に対する影響も鑑みられ、
現在の政府与党判断によって、完全に秘匿されている状態でもある。
誰に知られることなくノイズと戦い、
ヒトの暮らしを守る防人たちが年端もいかぬ少女たちであることを――
その正体が、当代トップのボーカルユニットである『ツヴァイウィング』の2人、
天羽 奏と風鳴 翼であることを知る者は、ごく僅かに限定されている。
立花 響と小日向 未来は、
この春より、私立リディアン音楽院高等科に通うこととなった。
憧憬の対象である、
アーティスト・風鳴 翼が通うことでも知られるリディアン音楽院に通うことは、
響と未来にとって、望外の喜びである。
しかし――
そのことが大きな運命の転換になろうとは、まだ気付いてはいない。
『覚醒の鼓動』は、すぐそこにまで迫りつつあった。
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放送スケジュール第1話 「覚醒の鼓動」
第2話 「雑音と不協和音と」
第3話 「夜にすれ違う」
第4話 「落涙」
休憩 (18時45分頃再開予定)
第5話 「なお昏き深淵の底から」
第6話 「兆しの行方は」
第7話 「撃ちてし止まぬ運命のもとに」
第8話 「陽だまりに翳りなく」
休憩 (20時30分頃再開予定)
第9話 「防人の歌」
第10話「繋いだ手だけが紡ぐもの」
第11話「月を穿つ」
第12話「シンフォギア」
第13話「流れ星、堕ちて燃えて尽きて、そして― 」
※放送スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。
予めご了承下さい。